2014年秋開催予定の「環境ジャーナリズム講座」については、「■最新情報」をクリックしてください。
このページでは、過去に開催した連続講座の内容を記録しています。
現在、「1年間に4万種が絶滅」と、人間による環境破壊のため、恐竜が滅んだ大絶滅時をはるかに凌ぐ勢
いで、地球上から生物種が失われています。折りしも、今年はダーウィンが「進化論」を発表してから150年、また2010年10月に名古屋で生物多様性条
約第10 回締約国会議の開催が予定され、生物多様性への注目が国際的にも、国内においても高まりつつあります。
そ
こで、日本環境ジャーナリストの会は、生物多様性とジャーナリズムについての連続講座を、この春から開講することとしました。第一期講座は2月16日から
毎週月曜日の予定で全5回。講師を務めるのは、世界の環境破壊の現場を歩く気鋭の第一線記者から、日本の環境報道を開拓してきた先達記者たちです。わかり
やすく、かつ環境を取材し続けてきたジャーナリストならではの充実した内容、するどい視点からの問題提起が期待できるでしょう。
これからジャーナリズムの道に進もうとしている、或いは既にメディア業界で働いている方は勿論、NGO や行政の担当の方々、企業のCSR 担当の方々など、生物多様性やジャーナリズムにご関心をお持ちの方なら、どなたでも受講いただけけます。ふるってお申し込み下さい。
◎日時:2009年2月16 日から毎週月曜日19 〜 21時(5回連続)
◎受講料:1回につき2000 円(5回まとめての申し込みは2割引)
*学生は1000円。
*環境ジャーナリストの会の会員は、初回のみ無料、2回目以降1000円
◎場所:(財)地球・人間環境フォーラム会議室
◇第1回(2月16日) 辰濃和男(元朝日新聞論説委員)
「貴重な風土生命体・高尾山を壊すな」
◇第2回(2月23日) 山田 優(日本農業新聞編集委員)
「生物多様性と新しい農業政策の方向」
◇第3回(3月2日) 村田佳壽子(フリーアナウンサー)
「屋久島〜テレビがつくった世界遺産」
◇第4回(3月9日) 原 剛(元毎日新聞論説委員/早稲田大学特命教授)
「生物多様性とジャーナリズム」
◇第5回(3月16日) 佐藤 淳(読売新聞科学部記者)
「世界の辺境で生物多様性を書く」
(主催:日本環境ジャーナリストの会)
2007年は、アル・ゴア前米副大統領の映画「不都合な真実」に始
まり、IPCC(国連・気候変動に関する政府間パネル)の第4次評価報告書が順次発表され、両者がノーベル平和賞を受賞しました。この間、初めての国連・
気候変動ハイレベル会合も開催され、“温暖化警鐘年”の様相を呈しました。その温暖化問題を今年、ジャーナリズムは、どう報道してきたのか、また、今後ど
うしようとしているのでしょうか。京都議定書の約束期間の開始にあたり、第一線のジャーナリストによる報告会を開催します。
温暖化問題やジャーナリズムに関心のある方の参加を期待しています。
講座料は、全コース一式で6000円。単発での申し込みは、各回1500円です。
「受講希望者は、12月25日までに下記FAX又はメールアドレス宛に『お名前、連絡先、希望回』を明記してお申し込みの上、講座料をお振り込みください。
当日の受付もします。
第1回 ワシントン発 温暖化の政治経済学(竹内敬二・朝日新聞編集委員) 2008年1月10日(木曜日)
第2回 IPCCの予測を超える温暖化をどう書くか(田中義泰・毎日新聞科学環境部記者) 1月22日(火曜日)
第3回 水、食料、森林問題と温暖化(佐藤淳・読売新聞科学部記者) 2月12日(火曜日)
第4回 放送が描く脱温暖化シナリオ(西川美和子・NHK制作局ディレクター) 2月19日(火曜日)
第5回 雑誌、WEBで伝える温暖化(志葉玲・フリーランスライター、高田功・月刊「プレイボーイ誌」編集者、土屋晴子・環境ライター) 3月11日(火曜日)
日本環境ジャーナリストの会(JFEJ)主催
日本環境ジャーナリストの会 (JFEJ)は、世界の環境破壊の現場を歩く気鋭の一線記者から、公害報道の原点である水俣病報道を経験した先達記者たちの宝庫です。
環境ジャーナリズムにかかわった各社の現役記者、編集委員、論説委員、大学教授、エッセイスト、編集者、フリーランス・ジャーナリストが一堂に会して、談論風発の国内最強の『環境ジャーナリズム講座』
を立ち上げました。
これから環境を学ぼうとしている学生さん! 環境NPOをめざしている人! 環境ジャーナリストを志望している諸君! ネイチャーライティングに憧れてい
る君! 学校の授業にない熱いJFEJ『環境ジャーナリズム講座』で、自分を鍛え自分を磨いて、いっしょに環境ジャーナリズムの梁山泊を築きませんか?
◎「環境ジャーナリズム講座」概要
開講日時 毎週水曜日の夜、18 時30分から(若干変更があります)
期間回数 4/26 より6か月、20講座
場 所 「環境パートナーシップオフィス」会議室
(地下鉄表参道駅より徒歩、国連大学隣)
(渋谷区神宮前5−53−67コスモス青山B2F)
参加料金 20 講座、5万円(前納で、払い戻しはしません)
(スタディツアーの移動宿泊費用などは自己負担となります)
◎JFEJ「環境ジャーナリズム講座」講師と講義内容
第 1回 原 剛 (早稲田大学大学院教授)・・・・・「環境ジャーナリズムとは何か?」
第 2回 佐藤 淳 (読売新聞科学部)・・・・・・・・「環境破壊 世界の現場を歩く」
第 3回 滝川 徹 (毎日新聞編集委員)・・・・・・・「公共事業と環境」
第 4回 竹内敬二 (朝日新聞論説委員) ・・・・・・「地球温暖化の政治学」
第 5回 水野憲一 (環境テレビトラスト専務理事)・・「テレビの環境報道史」
第 6回 竹内 謙 (日本インターネット新聞代表)・・「環境自治体づくりと行政の制度」
第 7回 清水文雄 (週刊『エネルギーと環境』発行人兼編集長)・・・「CSRとメディア活用」
第 8回 江間直美 (電通パブリックリレーションズ)・「企業と環境NPOのコラボレーション」
第 9回 水口 哲 (博報堂)・・・・・・・・・・・・「中国、欧州の環境コミュニケーション」
第10回 生長恵理 (毎日新聞) ・・・・・・・・・・・実習「世界の環境情報を、英文で読む」
第11回 芦崎 治 (環境ジャーナリスト)・・・・・・「環境取材の方法とインタビュー術」
第12回 高田 功 (月刊『PLAYBOY』副編集長) ・・・実習「企画をねる 企画書をつくる」
第13回 岡島成行 (大妻女子大学教授)・・・・・・・「ネイチャーライティング 環境・自然を描く」
第14回 保屋野初子(環境ジャーナリスト) ・・・・・環境スタディツアー「遠州灘から砂丘が消える」
<夏休みの課題、参加者は環境を題材にした作品をつくります>
第15回 辰濃和男 (エッセイスト)・・・・・・・・・「ヘンリー・D・ソロー『森の生活』輪読」
第16回 中西博之 (元埼玉新聞編集委員)・・・・・・「探訪 江戸時代にみる循環型の農業」
第17回 村田泰夫 (元朝日新聞編集委員)・・・・・・「農業は、環境にやさしいか?」
第18回 井田 均 (日本経済新聞調査部)・・・・・・「風力、自然エネルギーの将来を見とおす」
第19回 辰濃和男 (エッセイスト)・・・・・・・・・「参加者の作品について、講評会」
第20回 JFEJ『環境講座』1期生の修了書授与式:講師陣、会員とのパーティー